80年代・渋カジ
バブル期の頂点88年頃から、DCブランドの反動からか、カジュアルなファッションが広まっていきます。白のTシャツやポロシャツ、ストライプシャツにインポートもののストレートジーンズ、紺のブレザー、ヴィトンのバッグに足元はモカシンというシンプルなファッションは「渋カジ」と呼ばれました。渋谷カジュアルや渋いカジュアルの略という説が強いようです。このファッションの発信元は、渋谷区、港区、世田谷区などの私立男子高校生で、彼らの親は社会的・経済的にも恵まれアイビー・ファッションなどに親しんだ世代です。その子供たちが親のファッションセンスを受け継ぎ、ジーンズや紺のブレザーなどをカジュアルに着こなすことはごく自然なことでしょう。こうした、渋谷や六本木で遊ぶ男子高校生のファッションが、メディアに取り上げられ全国的に広まっていったわけです。
